被害にあった禁煙旅館が、規則の改訂、対策を講じました

 昨年末から今年にかけて各報道でとりあげられた、禁煙の旅館で客に喫煙された問題――、
 当サイト掲載
 禁煙の旅館で喫煙犯が!  怒りの声をネットに 共感・応援多数 ’22年12月
 禁煙の宿での違反喫煙、法的には? ’23年1月
 禁煙旅館で違反した客が、逆恨みの投稿を…! ’23年1月
 禁煙旅館、罰則をルール化 「おもてなし」とは何か? /「お客様は神様」の間違い ’23年2月

 とうとう、約款(やっかん=規則)を更新、違反への罰則を記し、入館時に同意の署名をすることになったとの報道がありました。

 ルール無視のタバコ客を告発したら…まさかの「逆ギレ口コミ」 迷惑客騒動で注目の老舗旅館、新たな対策開始を報告
  =『J-CASTニュース』2023年06月08日11時33分=

 以下抜粋、「……」は文省略・太字化は引用者によります。

“「湯滝の宿 西屋」の女将が2023年6月6日、客に宿泊時のルール遵守を促すため、チェックイン時に同意のサインを求める対策を始めたことをツイッターで明かした”

“旅館内は全館禁煙……「どうしてもご滞在中の喫煙が我慢できそうにないという方は、喫煙可能な設備のあるお宿さんへのご宿泊を改めてご検討されるようお願い申し上げます」と呼びかけている”

“ 今回の対策のきっかけとなったのは、22年12月16日の女将のツイート……「あれほど『館内敷地内完全禁煙』とHPにも予約ページにも客室にも掲示しているというのに、部屋で散々タバコを吸って臭いだけ残して帰っていかれた……部屋は消臭作業の為数日は使えない。凍える空気の中掃除してくれたスタッフに心の中で詫びなされ!!」”

“2日後……「……喫煙されたお客様からまさかの口コミ(酷評)が」……「……自身の行いを棚に上げたあまりの暴挙にとうとう堪忍袋の緒が切れました」と怒りをあらわにしていた”

 そして、ようやく落ち着いてか、再度ツイッターに投稿し、新しい対策へとつながりました。

“ 騒動から約半年後の6月4日、女将は発端となったツイートを引用し、「一生経験することはないだろうと思っていた炎上にまさかの遭遇で大変戸惑いもしましたが、この出来事が抱える問題背景から逃げずに向き合うと誓いました……」”

“ 6日には、ユーザーから寄せられた「チェックインの時に誓約書のようなものを提示・提出させてはどうか」というツイートに反応……新たな対策を……5月から実施”

“「……宿泊約款の改定をした上で、チェックイン時に約款・利用規則への同意を求めるサインを頂くようにしました。有難いことにお客様もご理解下さっています」”

“ 続く投稿では、喫煙などの迷惑行為で部屋の使用が出来なくなった場合、その分の実費を請求する約款に改定した、などと報告している”

 テレビ報道もあったようです。当時の被害の様子など具体的に述べています。

  「詫びなされ」若女将の怒りに迷惑客“逆ギレ” 全館禁煙の老舗旅館でルール破りの喫煙客 禁煙徹底の背景にある苦い記憶…
  =『FNNプライムオンライン』(『イット!』)2023年6月10日 土曜 午前11:10=

全面禁煙の老舗旅館でたばこを吸った迷惑な客。このことがきっかけで、旅館が客に同意書を求める事態となっている”

記者リポート:
旅館に入ってすぐの場所なんですが、禁煙マークが貼られ……ここから3mほどの場所なんですが、その場所にも禁煙マークが”

“館内の15カ所に貼り出された禁煙の張り紙。これは一体なぜ?

湯滝の宿 西屋 遠藤央子若女将:
景観上思うところはあったんですけれども、徹底するためにあちこちに禁煙の表示を貼っております”

“禁煙の徹底を訴える若女将。ある迷惑客への怒りのツイートが大きな注目を集めた……厳しい言葉を向けられたのは、去年12月、この宿に宿泊した50代の男性。
全館禁煙であるにも関わらず、客室でたばこを吸っていた……さらにこの男性客は、ホテル口コミサイトのサービスや設備などの項目で、この宿に5段階中1をつける“逆ギレ行為”に及んだ”

湯滝の宿 西屋 遠藤央子若女将:
(部屋の)上半分が煙で満たされていたという状態ですので。古い建物なので、一度臭いが染みついてしまうと、なかなか取れないので”
“そこで考えた喫煙への新たな対策が、こちら。

湯滝の宿 西屋 遠藤央子若女将:
全館敷地内禁煙であるということ、あらかじめご確認いただいた上で、こちらにチェックをいただいております。
5月から宿泊客に対し、宿での喫煙をしないとする「同意書」の提出を求めることにしたのだ。

宿泊客からは、「今の世の中を考えるとやらなきゃいけないんだなーっていう感じですかね」”

“ネット上の反応は様々。
「同意書だけでは、また喫煙する人が出てくる」”

“宿泊施設が同意書を求めるケースは他にもあり、軽井沢のホテルではペットを布団やソファーの上に乗せる行為を、また、東京の高級旅館では寝間着での館内の移動を禁じている”

湯滝の宿 西屋 遠藤央子若女将:
唯一残ったうちのこの旅館をなんとしても守らなければならないと。火の元は徹底的に管理をしなければならない”

 全国に多数ある禁煙の宿は、どうしているのでしょうね。
 このシリーズ最初にも書きましたが、部屋がタバコ臭い禁煙ホテルもよくあるようです。

 
[当サイト関連既報] ※他にもありますので、検索窓で引いてみてください。
 客の要望増により温泉ホテルが全室禁煙化 ~ 北海道北見市「温根湯」 ’23年4月

 禁煙のレンタカーで喫煙したら?… 損害賠償が待っています(当然) ’23年2月

 煙がついたモノは、触れると皮膚炎にも! ’22年12月

 マンション“近隣に受動喫煙の被害を与えない”規約改訂が、再度大手紙で取り上げられました ’23年6月

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