国をあげてタバコ撲滅へ、スウェーデン ~ ヨーロッパ初、喫煙率は5.6%と最低

 “タバコのない国”の実現に向かうそうです。
 スウェーデンは添加物とか汚染食品なども厳しく規制した国と聞いています。タバコはそれらに比べると遅れたかもしれませんが、さすが、と思います。

 スウェーデンがヨーロッパ初の「たばこのない国」へ 喫煙率は5.6%と最低水準
  =『ELEMINIST(エレミニスト)』2023.06.19=

 以下抜粋、「……」は文省略・太字化は引用者によります。

“スウェーデンの喫煙率は5.6%で、EUの中で喫煙率がもっとも低く、「スモークフリーカントリー(禁煙国)」の宣言まで間もないと言われている”

“数十年にわたる禁煙キャンペーンや禁煙法が功を奏した”

“世界保健機関(WHO)は、「スモークフリー(禁煙)」について、「日常的に喫煙する人の割合が5%未満」と定義している”

20年前の喫煙率は約20%と、当時の時点でも世界的に見ても低い水準であったが、そこからさらに喫煙率が低下。その後、レストラン等の公共の場における喫煙を禁止するといった対策により、ヨーロッパ全土でも喫煙率が低下している”

“このようにたばこの撲滅に注力してきた結果、肺がんの発生率が比較的低いなど、さまざまな健康上の利点がもたらされている”

“ちなみに日本の喫煙率は、2019年時点で男性27.1%、女性7.6%、男女計16.7%”

 しかし、紙タバコは減っても「噛みタバコ」(嗅ぎタバコ)が?

“一方で、紙たばこの代替品としてスウェーデンで普及している無煙たばこの「スヌース」について、EUの他の地域では禁止されていることから、指摘する声がある。スヌースにも、依存性や健康リスクがあることを忘れてはならない”

“ニュージーランドでは2009年以降に生まれた人のたばこ禁止措置が始まっている”

 添加物や農薬や水道水の塩素や放射能汚染などなど、ほとんどの基準が世界一ゆるい、みなさんおなじみの国では、永遠に無理でしょうかね。

 
画像は以前紹介した、OECD加盟国に限っての順位です。

 
[当サイト関連既報] ※他にもありますので、検索窓で引いてみてください。
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