禁煙レンタカーで、加熱式タバコ・電子タバコは?
以前に、禁煙としたレンタカーで喫煙したら違反として賠償金を支払うことになるという当たり前のことの記事をあげましたが →禁煙のレンタカーで喫煙したら?… 損害賠償が待っています(当然) ’23年2月、受動喫煙についてよく取り上げているお金や仕事に関するサイトで、電子タバコならいいのではと考える身勝手な発想を打ち砕く記事が出ました(タイトルの末尾が腹立ちますね)。
「禁煙車」のレンタカーで電子タバコを喫煙しても「賠償金」は請求されないですよね?
=『FINANCIAL FIELD(ファイナンシャルフィールド)』2023.10.25=
以下抜粋、「……」は文省略・太字化は引用者によります。
“すべて禁煙車とするレンタカー会社も出てきました。しかし「電子タバコや加熱式タバコならバレないだろう」と考える方もいらっしゃるでしょう”
“車を借りた際、車両に損害を与えた場合は賠償請求が発生する可能性があります。賠償金に関するルールなどは「貸渡約款」に記載……レンタカーサービス会社の貸渡約款には、以下のように記載されていることがほとんどです。
第30条 (賠償及び営業補償)
2 前項により借受人が損害賠償責任を負う場合、事故、盗難、故障、レンタカーの汚損・臭気等により当社がそのレンタカーを利用できないことによる損害については料金表等に定めるところにより損害を賠償し、又は営業補償をするものとします。※出典:ニッポンレンタカーサービス株式会社「貸渡約款」より引用
……賠償金を請求されるケースには、事故や盗難だけでなく「臭気」つまり禁煙車で喫煙することも含まれている”
“禁煙車で喫煙することは契約違反であり、損害賠償を請求されたら、支払うことが原則です。
レンタカー会社の多くは、禁煙車での喫煙が発覚した場合に賠償金を請求する旨を「貸渡約款」で定めています。また貸渡契約を締結する際に、直接お店のスタッフから説明を受けることもあるでしょう”“レンタカーを使えない期間の補償として、一定額のノンオペレーションチャージ(NOC)が請求されます……
ニッポンレンタカー
ニコニコレンタカー
オリックスレンタカー
トヨタレンタカー ノンオペレーションチャージとして2万円を請求
日産レンタカー ノンオペレーションチャージとして2万~5万円、および違約金7万円(原状回復費用含む)を請求ノンオペレーションチャージとは、レンタカーの車両が再びお客さまへ貸し出せる状態になるまでの営業補てん料のことです”
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