受動喫煙で子どもが「リウマチ」に〈続報〉今度はアメリカで明らかに
受動喫煙でもリウマチを発症するという、今年6月のフランスの発表は紹介しましたが、→受動喫煙でリウマチに、初めて立証 = 子どもの時でも、大人になってからの受動喫煙でも!
同様のことが、今度はアメリカで、日本人(おそらく)の医師により明らかになりました。
両親に喫煙習慣があった子どもは成人期の関節リウマチ発症リスクが高い、米ブリガム・アンド・ウイメンズ病院研究報告
=『@DIME(アットダイム)』2021.09.03=
以下抜粋、「……」は文省略・太字化は引用者によります。
“受動喫煙は子どもの肺に悪影響を及ぼすことが知られているが、影響はそれだけではないようだ。
両親に喫煙習慣があった子どもは、後年に関節リウマチ(RA)を発症しやすいことが、新たな研究で明らかにされた”“解析の結果、小児期に親からの受動喫煙に曝露していた女性では、RAの発症リスクが75%高いことが明らかに……対象者自身が能動喫煙者である場合にはさらに上昇していた”
“対して、母親の妊娠中の喫煙および18歳以降に喫煙者と同居した期間とRA発症との間に有意な関連は認められなかった”
“「小児期の親の喫煙と成人期のRA発症との間に認められたこの関係は、リウマチ学の範囲にとどまらない可能性がある。今後の研究では、小児期の吸入物の曝露により、後に、自己免疫疾患全般の発症リスクが増加する可能性について検討する必要がある」”
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