“喫煙店ガイド” JTと商工会議所が協働で作成 ~ 埼玉県川越市
とうとう、こんなものが現れました。
川越商工会議所が「喫煙可能飲食店ガイド」作成 JT川越第一支店と協同で
=『川越経済新聞』2021.10.15=
以下抜粋、「……」は文省略・太字化は引用者によります。
“ 川越商工会議所が……飲食店支援として、割引クーポン付き「喫煙可能飲食店ガイド」をJT川越第一支店と連携して作成した”
“川越市内(一部エリア)で喫煙可能な飲食店を紹介している。ガイドには掲載店舗で使える500円分のクーポン券も付き”
“紹介欄では「屋内全面喫煙可」「屋内喫煙所あり」「屋外喫煙」が分かるようにしたほか、「非喫煙者でも一緒に食事するメンバーに合わせて飲食店を選ぶ際に役立つものにした」”
そして、改正法の施行前からJTが完全禁煙化を阻止するために行ってきた、“分煙の指導”がなされています。
“作成に当たり、店との連絡はJT川越第一支店に委託し、店舗訪問の際には「改正健康増進法」に基づいた分煙コンサルを実施している。飲食店に正しい喫煙ルールを提供することで、「喫煙者だけでなく非喫煙者にも配慮した環境整備に取り組んだ」”
“「……この施策が少しでも川越市の活性化、飲食店支援につながれば」”
思えば何年も前(いまから十年~二十年ほど前)は、一冊に収まる店舗数の“禁煙店ガイド”が数冊あったくらいでしたので、これは禁煙店が常識化した“第一歩”とみることもできるのでしょうかね?
しかし、この喫煙店ガイド掲載店が、これによって繁盛することはあるのでしょうか?
画像は改正法施行より前の喫煙店の表示。順に’14年=横浜市の関内・’15年=不明(FB禁煙レストラン紹介のグループより)・’19年=巣鴨。
[当サイト関連既報] ※他にもありますので、検索窓で引いてみてください。
タバコの煙=PM2.5=で、感染しやすくなります ’21年2月
飲食店4月禁煙化、その後の実態調査 ’20年8月
横浜市は「改正健康増進法」違反店に指導、罰則を科すことになっています ’20年5月
施行2週間、状況は? 改正健康増進法・全面施行後の飲食業界 ’20年4月
改正法へのさまざまな声「大きく前進」「甘い」「路上も」 ’20年4月
改正法・条例施行の各報道~“売り上げに影響”はどうなのか? ’20年4月
やはり消費者の過半数が「禁煙」店を選択・飲食店の禁煙に賛成しています ’20年3月
飲食店の禁煙、非喫煙者8割・喫煙者2割超が「賛成」・・・タバコ臭「迷惑でしかない」 ’20年3月