富士スピードウェイ｢全面禁煙｣｢煙のないサーキットに｣…といって加熱式タバコはOKに？！
野球やサッカーの競技場だけでなく、競馬場などオッサンジイサンばかりの博打の所まで禁煙化が進んで、もうすべてそうなったかと思っていましたが、自動車レース場はまだだったのでしょうか。
この報道の見出しを途中まで読んで、｢全面禁煙｣になると思いきや、“加熱式タバコ喫煙所は設置”ということで、文が自己矛盾しています。
富士スピードウェイ、全面禁煙で「煙のないサーキット」に刷新 加熱式たばこ専用室・エリアを20か所設置
＝『Car Watch』2021年11月26日 16:46＝
以下抜粋、｢……｣は文省略･太字化は引用者によります。
“ PMJ(フィリップ モリス ジャパン)と富士スピードウェイは……施設内を加熱式たばこ専用とすることで｢煙のないサーキット｣となったことを発表……20か所の加熱式たばこ専用室･エリアを新設･オープンし、サーキット内では燃焼をともなう紙巻たばこの使用は禁止となった”
“ PMJは……｢煙のない社会｣の実現を掲げ……観光地やリゾート、商業施設などに加熱式たばこ専用室･エリアを導入してもらう｢煙のないランドマーク｣を全国に展開”
“ 富士スピードウェイ代表取締役社長……｢……さらに幅広いお客さまにモータースポーツを楽しんでいただくために……非喫煙者の方が快適にモータースポーツをお楽しみいただくために……喫煙者、加熱式たばこユーザーの皆さまのご要望にもお応えすべく、今回『煙のないサーキット』施設へ刷新……加熱式たばこ専用室・エリアを新設することで、非喫煙者および……加熱式たばこユーザーの皆さまの紙巻たばこの煙による望まない受動喫煙への対策を行ないながら、これまでに以上に多くのお客さまに対して、新しいスポーツエンターテイメントを提供してまいります｣”
紙巻タバコを吸えるところは敷地内にはなくなる、と解釈してよいのでしょうか。
第一、いままではどのような喫煙状況だったのでしょうか。記事は不十分ですね。
なお、加熱式タバコも受動喫煙はあり、有害性もありますので、このタバコ会社社長が言う｢紙巻たばこに比べて有害成分を低減｣｢たばこをめぐる課題解決｣という言葉は、鵜呑みにしてはいけません。
完全禁煙にマッハＧｏＧｏＧｏ！
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