フィリピンでは厳しい禁煙法が! 高額の罰則、禁固・懲役も!?
フィリピンでは、厳しい“禁煙法”が2016年に施行されたとは聞いていましたが(『STOP受動喫煙 新聞』’16年特別号で抄報)、その後さらに厳しくなったのか、外国の情報サイトで最近の記事がありました。
愛煙家には厳しい、セブ滞在 喫煙場所以外で吸ったら罰金刑!
=『Global news asia(グローバルニュースアジア)』2023年9月9日 10時00分=
以下抜粋、「……」は文省略・太字化は引用者によります。
“フィリピンでは、禁煙法違反者への罰金制度がある。初犯で1,000ペソ、2回目で5,000ペソ、3回目で10,000ペソ(約28,000円)。さらにタバコのポイ捨ては2,000ペソ……3回以上違反で禁固刑との噂も”
“東横イン・セブは、喫煙室があり客室で堂々とタバコが吸える数少ないホテル”
“日本人の集い……によると「観光地のマクタン島では緩く、自由に喫煙している人を見かけます。セブ市では監視員が見回っておりITパーク周辺で喫煙していた日本人が違反キップを切られているところに、出くわしたことがあります。観光客は注意だけで大目に見てくれるケースもありますが……大事にならないようにフィリピンのルールに従いましょう」”
ほとんどのホテルが全室禁煙とは、日本よりだいぶ進んでいますね。
その違反の罰則とは、“取締りの緩い島では喫煙をよく見かける”というので、対象が路上喫煙なのか、それとも禁煙の施設内での違反のことなのか、簡単な記事で詳しいことはわかりません。でも日本より厳しいことは確かなようです。
そこで検索すると、昨年の情報がありました。
フィリピンはタバコが吸える?吸えない?厳しい喫煙事情を詳しく紹介
=『Kiminiブログ』2022年10月4日=
“フィリピンでは2017年7月から、ロドリゴ・ドゥテルテ前大統領の発令により、公共の場での喫煙が全面的に禁止されました”
“最大4ヶ月の懲役刑、あるいは最大5,000ペソの罰金が科せられます。5,000ペソは日本円で約10,000円以上”
“現地の人か旅行客かを問わず、公共の場でタバコを吸った人全員に適用されます。そのため、「初めての滞在で知らなかった」なんて言い訳も通用しない”
“2019年に、電子タバコの輸入や販売、使用を大幅に規制……フィリピン国内では紙巻タバコだけでなく、電子タバコも吸うことがNG”
“ただ、2022年6月で約6年続いたドゥテルテ政権は終了……それが故か否か、以前に比べてタバコ規制の圧が少し弱まり、2022年7月には、これまでの規制緩和を主旨とする「電子たばこ規制法」が成立”
“数は多くないものの、喫煙場所はホテルやショッピングモールなどの各地に設置されています……ただし、年々喫煙場所の数は少なくなっているようで、街中には “No Smoking(喫煙禁止)” の看板が増えてきています”
“ホテルの部屋に関してはほぼ全面禁煙……吸ったことがバレると、懲役や罰金の刑だけでなく、部屋のクリーニング費用も負担させられてしまいます”
セブでは緩いと、先の記事とは逆のようなことが書いています。
“セブ島は、都市部であるマニラなどに比べると、喫煙可能な場所が未だ多く、比較的タバコに対する規制が弱いです”
“日本でも……都心では吸える場所がどんどん減っていますが、田舎に行くと緩くなりますよね。それと同じ感覚……とはいえ、そんなセブ島でも施設内は基本的に喫煙NGで、吸えたとしても専用の喫煙ルームか、屋外の喫煙所になります”
“フィリピンは現在、国家レベルでタバコを厳しく規制していて、公共の場での喫煙は基本的にできません。違反すれば最大4ヶ月の懲役刑か、10,000円以上の罰金刑が科せられてしまう可能性があります”
ほかにも情報がありましたらお寄せください。
[当サイト関連既報] ※他にもありますので、検索窓で引いてみてください。
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