同僚の喫煙は「不快」過半数、理由はほとんどが受動喫煙
こんな調査を企業が行ったそうです。
吸わない健常者は、やはり同僚の喫煙を不快に感じ、その理由には、サボリということよりも、受動喫煙が、1位の他にも多くあがっています。
非喫煙者の6割、同じ部署で働く人のタバコ喫煙「不快に思う」 – その理由は?
=『マイナビニュース』2024/02/16 13:05=(「心幸ホールディングス株式会社」調査より)
以下抜粋、「……」は文省略・太字化は引用者によります。
“調査は2024年1月……喫煙者と同じ部署で働いている非喫煙者の会社員107名を対象にインターネットで”
“同じ部署で働いている喫煙者のタバコ喫煙を不快に思うか質問……60.8%が不快に”
“理由として、「においが身体についており喫煙していないときも不快感がある」(57歳)、「副流煙による健康被害」(49歳)、「タバコの灰が喫煙室にたくさん落ちているから、掃除が大変」(36歳)などの声が”
その後、同調査の別の報道もありました(よく受動喫煙問題をあげているサイトです)。
受動喫煙で退職した人も多いようです。
「たばこ休憩が一番納得がいかない」…非喫煙者の6割が同じ部署で働く人の喫煙は「不快」と回答
=『まいどなニュース』2024.02.22(Thu)=
“6割以上が「不快」と回答……理由は「本人からタバコの臭いがするから」が最多”
“60.8%が「不快に思う」(非常にそう思う29.0%、ややそう思う31.8%)……理由を複数回答可で……「本人からタバコの臭いがするから」(80.0%)”
“「たばこ休憩が一番納得がいかない。禁煙者も同じだけの休憩が必要」「匂いが身体についており喫煙していない時も不快感がある」「社屋の玄関で堂々と吸っていて来客の印象が悪くなる」といった声が”
“「同じ部署に喫煙者がいることで起こる職場への影響」については、「タバコの臭いにより周りの印象が悪くなること」(49.5%……「空気の質が落ちること」(33.6%)などが上位に……ほか、「周りの人の集中力が切れ、業務生産性が落ちること」(15.9%)いった回答”
“「周りの人の集中力が切れ、業務生産性が落ちること」と回答した17人に「業務生産性が落ちる場面」を聞いたところ……「タバコの匂いを感じたとき」(64.7%)”
“「周囲の喫煙が原因で退職を考えたことがありますか」と聞いたところ、「考えたことがあるが、退職はしていない」が7.5%、「過去に喫煙が原因で退職したことがある」が4.7%という結果に”
“喫煙者の割合が多いことが理由で「入社を辞退した、もしくは諦めた経験がある」人は全体の7.5%”
[当サイト関連既報] ※他にもありますので、検索窓やカテゴリーで引いてみてください。
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