タバコ臭をまき散らしておいて「朝から退勤まで禁煙」が理不尽だという喫煙者と記者の妄言
以下の記事、その上司は、自分や患者・従業員・来客への受動喫煙・三次喫煙を問題にしているのですから、規制は当然の措置です。
しかし、その喫煙者も、取り上げたマスコミも、「理不尽だ」と、被害者の視点が欠けた中途半端な断罪をしています。なにが「衝撃的な体験」なのか。体験談は10年前ですが、医療関係ですのでなおさらおかしいし、当然と思わない投稿者の卑屈な考えも、記事の書き方も、まるで2、30年前の感覚です(記事はつい最近のものです)。
「起床から退勤まで禁煙」という理不尽ルールに絶句した女性 上司の“タバコ嫌い”が就業規則に?
=『キャリコネニュース』2025.10.14=
以下抜粋、「……」は文省略・太字化は引用者によります。
“40代女性(医療事務)は、10年前に勤務していたクリニックでの衝撃的な体験を投稿。あるとき経営者が変わり、新しい院長と共に男性の事務長と女性の統括がやってきた……同時に就業規則も変更されたが、その内容にも投稿者は愕然とした”
“「『朝に起床して退勤を押すまでは絶対禁煙』という規則が記載してあり……」
クリニックという場所柄、敷地内禁煙というルールは理解できると続けた投稿者。問題は、明らかに勤務時間外のプライベートにまで踏み込んだ部分であり、その理由にも理不尽さを感じた”“「これは事務長と統括がタバコの臭いが無理という二人の私情を挟んだ規則であり、しかも自宅にいる時間まで決められるという理不尽すぎるルールだった」
と、到底納得できないようすの投稿者”
「プライベートまで縛られた」「業務と無関係な私生活を制限……プライバシーの侵害として無効」などと記事も書いていますが、喫煙して職場に入ってきたらみなに被害があるのですから、「プライベート」「業務と無関係な制限」ではない、「私情」で進めたのではないことです。休日まで喫煙を制限されたというならそう言いなさい。
いまどき、喫煙後のエレベーター使用不可や、喫煙後の戻り不可、さらには喫煙習慣のある人間を採用しないという会社も多数あるのですから、自由なほうです。
マンション・アパートで隣人に受動喫煙を与えておいて「自室・プライベート空間で吸うのは自由だ」と言っている連中と、思考の短絡さが変わらないわけです。

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